クラブチームという選択肢
私達の子供の頃は、中学校に入ると当たり前のように部活動でスポーツをしていました。
しかし、時代は移り、サッカーではクラブチームという選択枠が増えました。
ご存知の方も多いと思いますが、Jリーグに加盟する場合、チームはその地域でジュニアの
育成システムを持たないと認められません。10数年前に、このシステムを義務づけて以来、
Jリーグのある地区でジュニアユース(中学生)やユース(高校生)のクラブチームが
誕生してきました。サッカー人口も増え、中学生で Jリーグのジュニアユースに入るため、
セレクションを受ける子供も増えてきました。しかし、そのためにJリーグのジュニア
チームに入ることは狭き門となってしまいました。
そこで、Jリーグの下部組織でなくても、専門のコーチが指導し、レベルの高い練習、
試合が出来るような環境をあたえるため、民間のクラブチームが多く誕生してきました。
この少子化の時代にサッカーの盛んな地域ではクラブチームが増え続け、千葉県では
40チーム以上、埼玉県にいたっては50チーム程のチームがあります。小学生で
サッカーに魅了され、がんばってきた子供達が、中学校でもサッカーをうまくなりたい!
というニーズがあったからだと思います。
取手市のサッカー環境
しかし、茨城県にはジュニアユースチームは15チーム程しかなく、取手市近郊となると、
龍ヶ崎市を練習場とするチームが2チーム、牛久市に1チーム、守谷に1チーム程しか
ありませんでした。ジュニアユースのチームでサッカーをしたい取手の子供たちは、
遠路はるばる他地域のクラブに大変な思いをして通うのが当たり前だったのです。
そのような事もあり、取手市は他地域に較べサッカーが盛んとは言えないのが実情でした。
「取手のこどもたちに、いいサッカー環境を提供できないか?」
そこで私達は取手市を中心としたチームがあるべきだと考えるようになりました。
取手市のジュニアユース世代に
アウルフットボールクラブでは小学生スクールを3年前(2006年)から始めましたが、
現在50名程いる子供達の、個々のレベルが上達しているのを実感しています。
出来れば中学生の子供達にも「いい環境」をあたえ、サッカーをもっともっと
上達してほしいと思っています。
いい環境とは
①練習場 ナイター設備がある(ボールを使った練習が出来る)
②指導者 経験豊富な熱意のある指導者
③試 合 レベルの高い試合(クラブチーム同士のリーグ戦等)
そして、この度「アウルフットボール取手」が誕生しました。
スタッフ一同頑張りますので、これらの、アウルの活動を
見守っていただきたいと思います。
山本代表の叱咤激励が飛びます。
人工芝はケガをしにくい上に、テクニックを磨く練習にはとても最適です
ナイター環境があれば、重い存分、ボールを使った練習ができます
専用バスで地域に遠征 川を渡るとレベルの高いチームがたくさん
試合前のミーティング
千葉県の強豪チームと対戦